11月7日に認知症対応力向上の研修会がありました。 (Ⅰ)「認知症の診断と治療に関する基礎知識」 (Ⅱ)「認知症の人を支持する専門職と対応」 (Ⅲ)「認知症の人を地域で支える~地域の連携について~」 という3部構成で研修が行われました。 (Ⅰ)については認知症の新薬や、認知症と新型コロナウイルス感染症との関係などの講演でした。 (Ⅱ)については認知症の人の徘徊や行方不明、介護疲れによる虐待や殺人などの問題についての講演でした。 山口市矢原には、認知症カフェという認知症になっても慣れ親しんだ地域で安心して暮らせるよう認知症の人や その家族、地域住民たちの憩いの場となるものが開設されているというが印象深かったです。 (Ⅲ)については、認知症の人を支えるための医療・介護・地域での連携の重要性についての講演でした。 歯科医の役割としては口腔状況や歯科疾患の経過、発生の可能性が高い歯科疾患やまたその対処についての指示、 日常生活上の歯科医学的な注意事項をしっかり介護側に共有することが望まれます。
歯科医師認知症対応力向上研修会に行ってきました。
